2012年10月25日木曜日

トウネン:Red-necked Stint

_
 



 
 
 
 
 ● トウネン:Red-necked Stint


干潟に群れをなして動きまわっている小さな鳥。
15cmくらいで、スズメほどの大きさしかない。
だが、調べてみたら、
「夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖し、
冬は東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけての地域で越冬する」
とある。
小さい体でありながらとんでもない渡りをする鳥であることがわかった。
まさに、尊敬!




Wikipediaから。

トウネン(当年、学名: Calidris ruficollis)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種。


●夏羽のトウネン

夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖し、冬は東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけての地域で越冬する。
日本では春と秋の渡りの途中で立ち寄る「旅鳥」として、全国に渡来する。
小型シギの中では最も普通に見ることが出来る。
九州以南では越冬する個体もある。



全長は15 cm、翼開長は約29 cm。
シギ科の鳥の中では小型の一種で、くちばしと足も短い。
和名も「今年生まれたもの」という意味で、からだが小さいことに由来している。
成鳥夏羽は顔と胸、背が赤褐色で、翼は軸斑が黒、羽先が白で、残りの羽縁は赤褐色。体の下面は白色である。
冬羽は全体的に灰褐色となる。
雌雄同色である。

非繁殖期には、干潟や水田、湿地に生息する。
砂泥地などを動き回って泥の中にいる昆虫、ゴカイ類、小型甲殻類などを捕食する。
大きな群れで行動し、日本ではかつては万単位の群れも見られたが、近年では数百羽のことが多い。
「チュリッ」や「チュイ」と鳴く。





図鑑から。

 





Yachoo! オンライン野鳥図鑑  トウネン:Red-necked Stint
http://www.yachoo.org/book/view/tounen


●冬羽のトウネン

ユーラシア大陸の北極圏のハタンガ川、レナ川、ヤナ川各河口部、チュコト半島、アナジル川河口部などのごく限られた地域で繁殖する。
冬季は東南アジアからニューギニア島、オーストラリア大陸に渡って過ごす。
日本には旅鳥として各地に多数が現れる。

生息地:渡り期や越冬地では、海岸の砂浜の波打ち際、内湾や河口部の干潟砂泥地、河川の岸辺や中州、水を張った水田など薄く水につかるところで見られる。
繁殖地では亜寒帯のツンドラ地帯で、谷間、丘などである。

生態: 非繁殖期には群れで生活する。渡り期には数万の群れになることもある。





[ケアンズの野鳥]



__