2012年10月26日金曜日

シマキンパラ(アミハラ) Nutmeg Mannikin

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海岸沿いの遊歩道の横には広々とした芝生が広がっている。
ここは公園になっていたり、子ども広場だったり、プールがあったり、ビーチバレーができたり、テニスコートがあったり、バーベキューができたり、土日にはカントリーマーケットも開かれる。

 
 
この芝生の中を群れ飛んでいる鳥がいた。
小さいし、草の中。
近寄ると逃げるし、動きも早い。
なかなか写真が撮れない。
あきらめて遠くから撮ってみた。
一眼レフならもっと鮮明になるのだがコンパクトデジカメではこの程度だろう。



 引き伸ばしてみる。






図鑑で調べてみる。
でもあたりはなし。
一番近いのはスズメ。
ここのスズメは「イエスズメ:Hpuse Sparrow」。
名前の通り「家」の近くに、とういうよりフードコートなどで残飯を狙っている。
よって、芝生の中を飛び回ることはしない。
とするとこの鳥はなんだろう?

お手上げで「スズメもどき」というタイトルにして、わかったら書き換えようかと思った。
期待はしなかったが最後になら「ケアンズのスズメ」ならどうだろうと検索してみた。
表示されたリストを追ってみて、もしかしたらこれかもしれないと思われたのが「Nutmeg Mannikin」という鳥。

 でもこの鳥、すでに調べている。
 Wikipediaから。

シマキンパラ(縞金腹、学名:Lonchura punctulata)はスズメ目カエデチョウ科に分類される鳥類。アミハラとも呼ばれる。



中国の南部、台湾、マレー半島、インドネシア、フィリピン、インド、スリランカに分布。

全長約11cm。
成鳥は頭部から背中、翼、尾羽が褐色で、胸から腹は白く、胸から体側部にかけて波状紋が入る。嘴は暗灰色。

食性は種子食。


 図鑑から。

 
 
 』

特徴は一見してわかるように、胸のシマシマ。

とう見てみても私が写真に撮った鳥にはシマシマはない。
よってパスしていた。




詳しく検索しなおしてみる。


Yachoo! オンライン野鳥図鑑  シマキンパラ(アミハラ) Nutmeg Mannikin
http://www.yachoo.org/book/view/simakinpara

顔と体の上面は暗褐色または赤褐色。
上尾筒は暗褐色または黄褐色。
体下面は白く、胸と脇(わき)に黒または赤褐色のうろこ状の斑がある。
嘴は灰黒色。
日本で記録のあるものはどの亜種に当たるのか記載は無い。
亜種クロアミメは下面の鱗模様が明瞭であるといい、亜種アミメは羽色が鮮やかであるという。
亜種ウスアミメは上面の色が明るく、腰は灰色である。下面の模様が淡い。

特徴: 幼鳥(若鳥)
全体的に淡い茶褐色。
胸は成鳥のようにうろこ模様はない。


インドから東南アジアに分布する。
ヤップ島、パラオ諸島、ハワイ、オーストラリアに移入された。
沖縄などで繁殖している。
 』
つまり、「若鳥のときは縞模様はない」ということである。


● シマキンパラ(アミハラ) Nutmeg Mannikin


いくつか写真を調べてみた。

 

● シマキンパラ(アミハラ) Nutmeg Mannikin

 さほどにシマシマが強く出ているわけでもないようである。

なを和名では「シマキンパラ:縞金腹」ならびに「アミハラ:網腹」であるから、やはり腹の縞々模様が基準になって命名されている事は確かである。


 なを、youtubeに同じ場所、つまりケアンズのエスプラネードで撮った動画がありました。
 私が撮った動画とほぼ同じで、なかなか明瞭にはゲットできていないようです。


Nutmeg Mannikins (Lonchura Punctulata) feeding on grass
http://www.youtube.com/watch?v=rKjmABED9Z8

● Nutmeg Mannikins (Lonchura Punctulata)
 feeding on grass along the Esplanade in Cairns.





[ケアンズの野鳥]



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